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日立社会情報サービス 文書に「電子透かし」 

 日立社会情報サービス(東京都品川区)は、電子文書のセキュリティ対策となる『電子透かしソリューション』の提供を9月に始めた。PDFの電子文書に対して電子的に〝透かし〟を埋め込める。情報漏えいの防止や漏えい時の経路追跡などができる。

 電子文書を活用する場面が増えているが、比例するように改ざんや情報漏えいのリスクも高まる。新サービスではPDF内に利用者情報やデータの提供元・提供先などの情報を「電子透かし」として埋め込める。電子透かしの地紋を印刷時だけに表示すれば不要な持ち出しを、電子文書の状態で地紋を表示するとオンラインでの転送を防げる。すべて非表示にすれば、地紋の存在を気付かせないセキュリティ対策も可能になる。