今年度10月の宅建試験には、昨年比1.8%増加の約29万人近くの申し込みがあった。受験の見合わせ要請や年2回試験実施などコロナ禍で異例の対応が続いたが、昨年度から年1回に正常化し、受験者もコロナ禍の時期を外せば、ほぼ右肩上がりで増加が続いている。
▼本試験を来月に控えているところで来年度の試験に触れるのはいささか恐縮するが、令和6年度の受験申し込み期間が郵送とインターネットでそれぞれ変更となる予定だ。試験もデジタル化の流れの中で、インターネット申し込みが郵送申し込みを上回るようになっており、ネット申し込みが7月1日~31日に、郵送申し込みが7月1日~7月16日にそれぞれ受け付け期間が逆転する。
▼試験実施に伴う受験者管理業務の効率化が図られる一方、申請コストの節約、24時間受け付けの期間延長などユーザーの利便性も向上する。かつて申し込み会場まで出向いて列に並び、会場選びと申込書を提出していたころとはすっかり受験環境も様変わりした。
▼この動きに関連していると思われるが、民間などの実施機関が業界対象に開催している5問免除の登録講習にも若干だが最終講習の前倒しなどの影響が一部ででてきそうなので注意が必要だ。
▼いずれにしても第一関門は受験申し込みを忘れないこと。早めの対応が求められるが、できることなら合格も前倒して今年度で済ませたい。