イタリアの田舎暮らしモデルに再生　三重・人口200人の港町　築35年空き家をゲストハウス

　総務省の23年住宅・土地統計調査(速報集計)によれば、国内の空き家数は900万戸(23年10月1日時点)となり、過去最高を更新した。93年調査時の448万戸から30年間で約2倍になるなど空き家の増加が止まらない。空き家の利活用や適切な処分が求められる中、イタリアの『アグリツーリヅモ』からヒントを得て、三重県熊野市二木島にたたずむ築35年の中古物件をゲストハウス『海宿 二木島』に利活用したイタリア共和国駐日大使館公認ソムリエで同ゲストハウスオーナーの福村真弓さんに話を聞いた。　　　　　　　　　　　(小倉薫)