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総合
多様化の兆し戸建て住宅も 単身世帯増・2人世帯の多様化 ニッチ対応建て売りにも 工務店VCのニーズ増加も 立地の強み生かしアプローチも
少子高齢化が進行し、単独世帯が最も多くなる一方、結婚や子供の誕生といった家族形成の契機が購入の動機につながりやすい戸建て住宅は、子育て世帯向け商品を主力とする住宅供給事業者が大半を占めている。一方で、単独世帯と2人世帯の割合は既に従来のファミリー層を上回っており、今度も増加が見込まれる。人手不足が進行する中、ファミリー層以外のニーズへの対応まで手が回らない中小規模の一般工務店のニーズを見越した商品が出始めているほか、建て売り住宅などでも新たな流れが顕在化している。(小澤美菜子)