消費増税の影響が、徐々に出てきたようです。5月13日号10面「景気動向指数、過去最大の落ち込み」、同じく11面「注文戸建ての受注が悪化」。両記事とも、消費増税を前にした「駆け込み」の反動減が主要因であると解説しています。
経済対策優先の政策、6年後に控えた東京五輪など、景気上昇に期待を感じさせる要素もあります。ただ、先日の総務省発表のように、「上昇し続ける高齢化率、減る一方の生産年齢人口、子どもの数」が、今後の日本の姿です。
将来の年金を心配する『脂の乗り切った世代』が多くなっていると聞きます。彼らに今から老後の心配をさせるようでは、日本の将来に期待は持てないでしょう。「安心してがむしゃらに働き、お金を使える世の中」の到来を望んで止みません。