居酒屋の詩 記事一覧
-
居酒屋の詩(8) 神田駅前の焼き鳥屋 「彩鳥」で人脈広げる
先週は、京成西船駅前にある居酒屋「今ちゃん」の常連さんたちと4人で、東京・神田の焼き鳥店「彩鳥」(いろどり)に繰り出した。JR神田駅西口から西口商店通りに入るとすぐ右手にある。 店を経営する(株)シチ(続く) -
居酒屋の詩(7)〝家族談義〟をしているような
京成西船駅前にある「今ちゃん」は、常連客中心の店である。昔は立ち飲み店だったから、カウンターだけの小さな店で、9人も座ると満杯になる。更に常連さんがくると歳の順で席を譲る美しい慣習がある。店内はたい(続く) -
居酒屋の詩(6) 店をどう楽しむか
〝ハードからソフトへ〟は時代の潮流だが、飲食店にこれを当てはめるとどうなるのだろうか。店構えや店内の内装がハードであることは当然だが、料理の味も店員の接客マナーも〝準ハード〟だ。なぜなら料理がおいし(続く) -
居酒屋の詩(5) 京葉線新木場駅の線路下 大衆食堂兼居酒屋「丸惣」
JR京葉線新木場駅の線路下で朝早くから営業しているセルフ方式の大衆食堂兼居酒屋。夕方近くになると待ちかねたように酒を求める客がぽつりぽつりとやってくる。営業時間は朝の7時から夜10時半まで(土曜日は朝10時(続く) -
居酒屋の詩(4) 思い描いていた通りに改装して くれた八丁堀の「かてて」本店
九州居酒屋「かてて」の本店は八丁堀交差点近くにある。旧シリーズ「今宵も一献」(16年6月28日号)に登場した店で、最近改装オープンした。カウンター席とその後ろのテーブル席との間隔を広げるため、テーブル席の(続く) -
居酒屋の詩(3) 酔っぱらい客を叱ったママさん
その店は京王線笹塚駅前の商店街「観音通り」(写真)の奥左手にあった。昭和の風情が色濃く残る商店街を歩いていくのが好きで、紺地に白字の暖簾をくぐるときはいつも心がときめいた。 仕入れたネタ自慢、スポ(続く) -
居酒屋の詩(2) 団塊世代のオアシスだったが
八丁堀交差点近くに団塊世代が常連にしている焼鳥屋があった。 そこが突然店を閉めたのは14年のことだったと思う。夫婦で経営する小さな店だった。当然、団体客は来ない。若者などが騒ぐ店が苦手の団塊世代にとっ(続く) -
居酒屋の詩(1) 今は昔、思い出すのは 優しかったママさんの顔
「住宅新報」は長い歴史を重ねている。昔は社内に組版ソフトなどなかった。締め切りの金曜日夜、記者は原稿を書き終えると、それに見出し伝票を付けてブランケット版の割り付け用紙にホチキスで留めていた。当番に(続く)