東日本大震災による仮設住宅に「緑のカーテン」を設置しているNPO法人緑のカーテン応援団は、6月19日までに1518戸への設置が完了したと発表した。本年度の活動はひとまず終了するが、今後も継続していく予定で、2012年までに1万5000戸、2013年までに3万戸の設置目標を立てている。
同NPO法人では、「仮設住宅の入居者の方々からも、緑のカーテンによる温熱環境改善効果に強い関心が寄せられている。また、仮設住宅の敷地には木も生えていない状況の上、足元は砂利敷きで植物のもたらす潤いがないため、緑のカーテンは大変喜ばれた」と話している。
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