福岡を地盤に賃貸住宅管理を手掛ける三好不動産(福岡市中央区、三好修社長)は7月1日、中国語の賃貸物件サイトを開設した。「(福岡の)街の魅力を知ってもらうことが需要拡大につながる」との判断から、物件の紹介に加えて福岡の街や留学生活に関連する情報なども網羅したホームページとした。
同社はこの春、中国戦略の一環として中国人社員を中心に配置した国際営業部を本社内に発足し、6月には中国・上海に駐在所を開設。学生を対象にした福岡圏内の住居あっせん、不動産投資マーケティング、取引の諸手続きなどで中国人顧客の窓口としたほか、ホームページでも情報提供に取り組む。