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民泊向け物件の仕入れの提携エリアを全国主要都市に拡大 旅籠屋開発

 民泊物件の転貸借事業を展開している旅籠屋開発(大阪市西区)は、物件仕入れの提携エリアをこれまでの大阪市内のほかに、新たに、東京・名古屋・福岡・神戸・京都・札幌・沖縄などの主要都市部に拡大させた。全国の不動産物件オーナーや不動産管理会社と協業する機会を増やす。遊休不動産の収益化を支援していく。

 同社では現在、物件オーナーから空室物件を借り上げ、当該の物件を民泊運営事業者に展開する仕組みを用いて事業を展開している。同社が貸主として契約を行い、入居者の募集や運営管理、空室・滞納のトラブル対応まで、一貫して手掛けている。不動産オーナーの手間やリスクを最小化しつつ、安定収益の確保を支えている。