独立行政法人都市再生機構(以下UR都市機構)は8月2日、2011年度事業実施計画をまとめた。
団地再生関連の事業では、2011年度中に約3000戸のストック再編に着手。それに伴い約440戸(前年度は6団地1244戸)の住宅を建設する。建て替え時に生じる整備(余剰)敷地については民間事業者から公募のうえ、分譲マンションや戸建て用地として売却する。公募は今年度中に行う予定。主な整備敷地の地区名は次の通り。
東綾瀬(東京都足立区、約1万4600平方メートル)、多摩平(東京都日野市、約3万3300平方メートル)、園生(千葉県千葉市、約9100平方メートル)、高根台(千葉県船橋市、約2万4900平方メートル)、仏向町(神奈川県横浜市、約1万8500平方メートル)、浜見平(神奈川県茅ケ崎市、約1万5500平方メートル)、鶴瀬第二(埼玉県富士見市、約2万2100平方メートル)、西武庫(兵庫県尼崎市、約8800平方メートル)、白銀(福岡県北九州市、約4600平方メートル)。
なお多摩平団地で実施している、民間事業者に既存団地を1棟ごと賃貸したうえで再生する事業『ルネッサンス計画』については、同団地以外に具体的な実施計画は決まっていないものの「既存ストックの活用は時代の要請であり、挑戦していきたい」(同)としている。
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