アットホームの調査によると、2011年上半期における首都圏の新築戸建て平均成約価格は、前年同期比2.8%増加の3198万円となった。一方、登録価格の平均は、3236万円で、前年同期比5.4%増。登録物件と成約物件の価格のかい離が大きくなっており、アットホームは、「割安な物件を求めるユーザーが多い」としている
成約物件の価格帯別割合を調べると、最も多い価格帯は2000万円台で、全体の4割を占めた。東京23区では、4000万円台、5000万円以上の割合が増加しており、「良質な物件へのニーズが高まる」(アットホーム)結果となった。
同調査は、アットホームネットワーク流通物件が対象。2011年上半期調査対象物件は、登録が4万3789件、成約が9134件となっている。