開発・企業

大和ハウス 流通店舗事業で海外進出 12月、台湾に事務所

 大和ハウス工業はこのほど、台湾で流通店舗事業を展開するため、台湾経済部とLOI(投資意向書)を締結した。日本の住宅メーカーで台湾経済部とLOIを締結したのは初めてという。台湾政府の情報支援・投資支援制度を利用していく。台湾のロードサイド沿いに流通店舗を開発する。
 12月には、台北市周辺に事務所を開設し、2012年4月から、台湾のロードサイド沿いで、同社独自の土地活用システム「LOCシステム」の営業を開始する計画だ。
 「LOC」システムは、土地オーナーと出店地を探す事業者とを仲介し、出店が決まると同社が建物を建設するもの。仲介から市場調査、経営計画、資金調達までサポートする。これまでに日本全国で約3万件以上の店舗を建築してきた。