積水ハウスと大阪ガスは1月25日、奈良県内に建設した戸建て住宅で「ライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅認定」第1号を取得したと発表した。LCCM住宅は、住宅のライフサイクル全体でのCO2の収支をマイナスにする住宅。同認定制度は2011年12月、そういったCO2排出量を低減する先導的な住宅の開発と普及の促進を目的にスタートした。
今回認定された住宅「スマートエネルギーハウス」は、奈良県北葛城郡に建てた実証実験住宅。燃料電池(発電能力700W)と太陽電池(同5・08kW)に蓄電池(蓄電容量3・5kWh)を組み合わせてHEMSで最適制御することでCO2排出量を削減する。延べ床面積138・8平方メートルの軽量鉄骨2階建て。
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