住まい・暮らし・文化

パナホームがスマートシティを全国展開

 パナホームは、スマートシティの全国展開を目指す「街まるごと事業」に取り組む。大型分譲事業のノウハウを集約、標準化すると共に、パナソニックグループと連携した新しいライフスタイルとビジネスモデルを創造する取り組みとして同事業を位置付ける。
 環境配慮、資産価値の維持、先進の設備機器とIT活用などで、世代を超えてエコで快適なくらしを実現する「サスティナブル」で「スマート」な街づくりが同事業の基本コンセプト。エネルギー自立型とくらし提案の「スマートハウス」、時と共に価値を高める「街並み設計」、快適なくらしを支える「タウンマネジメント」を具現化する50~100戸規模の戸建て分譲団地を、「パナホームスマートシティ」の名称で全国展開する。
 既に開発面積3万2313平方メートルの「パナホーム スマートシティ潮芦屋」(兵庫県芦屋市)と、同1万9674平方メートルの同「堺・初芝」(大阪府堺市)の分譲を今年予定しており、2015年度には同事業による売上高1000億円を目標にしている。