東日本レインズは2月10日、首都圏における2012年1月の不動産市場流通動向をまとめた。それによると、中古マンションの成約件数は2305件(前年比3.3%減)。都県別では東京都のみが前年同月を上回った。
各都県の件数は、東京都が1128件(同2.6%増)、神奈川県が615件(同4.4%減)、埼玉県が292件(同5.2%減)、千葉県が270件(同18.9%減)。特に千葉県は、東日本大震災以降前年比が10カ月連続で減少している。
成約平均単価は2533万円(同2.0%下落)、平均築年数は18.40年。
一方で中古戸建ての成約件数は756件(同6.3%減)で、4カ月ぶりに前年同月を下回った。都県別では、埼玉県(181件、同18.3%増)を除く1都2県で減少。成約平均価格は2896万円(同5.6%下落)で、前月比は0.8%上昇したものの、依然として3000万円台割れの水準が続いている。
(http://www.reins.or.jp/)
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