木下グループのキノシタ・マネージメント(東京都新宿区)は5月17日、空室や家賃の下落に悩む中古賃貸物件のオーナーを対象とした、内装・設備のリノベーションサービスを本格的に導入すると発表した。
本格導入の前に、今年の2~3月にかけ、テストケースとしてリノベサービスを行ったところ、3カ月空室だった物件2件が工事後すぐに成約するなど、募集期間の短縮に効果があった。この実績を基に、キノシタ・マネージメントは本格的にリノベサービスの提供を開始し、最新設備や人気の内装を取り入れることで物件価値を高め、入居促進につなげるという。
テストケースでは、室内洗濯機置場の新設やカーペットからクッションフロアへの交換、壁や床にアクセントクロスを設置し、デザイナーズマンション風の雰囲気にするなどで、好評を得ていた。
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