マンション・開発・経営

CBREがオフィス市況予測と共に「不動産白書2012」を発売

 事業用不動産サービスを手掛けるシービーアールイー(CBRE)はこのほど、全国のオフィスビル市況動向などをまとめた分析・データ集「不動産白書2012」と、今後5年間のマーケット予測「オフィスマーケット中期予測2012」を発売した。
 「白書」には、特別企画として「東日本大震災 オフィスマーケットへの影響」を掲載。一般事業会社・不動産投資家を対象に震災後に2回実施したアンケート調査結果や各種マーケット指標をもとに、大都市圏のオフィスマーケットが受けた震災の影響を考察した。全国59都市・183ゾーンの詳細データや新築・計画中ビルリストも網羅。ウェブサイトで提供する。価格は、入会金31,500円、年間使用料42,000円から。
 また。2012年から2016年を対象にした「中期予測」では、東京23区・大阪市・名古屋市におけるマクロと主要大型ビルに分けて予測し、オフィス需給、空室率、成約賃料を採用した賃料指標などを収録。景気下振れ、上振れ、標準の3パターンのシナリオで予測した。価格は、3都市セットが63万円、1都市26万2500円。詳細は同社ウェブサイト参照。
(http://www.cbre.co.jp/)