ジャパンホームシールド(東京都墨田区)の地盤調査「スクリュードライバーサウンディング(以下SDS)試験」の実施件数が、累計1万件を超えたことが分かった。同社はこれを足掛かりに、地盤調査におけるSDS試験の受注比率を、現在の15%から40%にまで高めていく方針だ。
SDS試験は、地盤調査の主流とされるスウェーデン式サウンディング(以下SWS)試験の測定精度を高めることで、砂や粘土といった土質の判別を可能にしたもの。SWS試験による調査と解析、10年の品質保証をセットにした地盤サポートシステム(7万円)+1万円が定価となる。費用は高くなるが、「土質を加味して地盤評価することで不必要な補強工事をする必要がなく、コストダウンにつながる」(同社)としている。
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