ミサワホームは7月7日から、都市部を対象とした二世帯戸建て住宅「GENIUS UD二世帯」の発売を開始(沖縄県を除く)する。
二世帯同居希望の世帯と既に同居している世帯にアンケート調査したところ、親世帯、子世帯ともに8割以上が「週に1日以上(ほぼ毎日を含む)、一緒に食事をしたい」「月に1回以上(毎週を含む)、一緒に休日を過ごしたい」と回答。一方で、両世帯ともに「日常生活への干渉」「プライバシーの確保」などの不安や「家計や家事を分けたい」という希望が優先事項として挙がった。そこで、両世帯の適切な距離感が大切と考えた結果、『交わる』スペースのある暮らしとしての「二世帯『交居』」を提案したのが同住宅だ。
1つの玄関から各世帯に動線を分離する「2WAYエントランス」を採用し、上階部分を子世帯、下階部分を親世帯としてプランニング。大収納空間「蔵」の導入で生じる高低差を生かし、親世帯と子世帯の中間部分に全員の共有スペース「1.5階LDK」を用意した。また、スキップフロアを取り入れることで、このLDKを中心に立体的なつながりが生まれることも特徴だ。そのほか、将来の親の介護にも対応できる設計も随所に施す。
本体参考価格は、51坪の2階建て「蔵」タイプで1坪当たり74.8万円~。初年度1000棟の販売を目指す。