東日本不動産流通機構がまとめた6月の首都圏不動産流通市場動向によると、中古マンション、中古戸建ての成約件数は、いずれも震災の影響があった前年だけでなく、市場が回復基調を強めていた2年前を大きく上回る2ケタ台の増加となった。 中古マンションの成約件数は2672件(前年比17.7%増)と大幅増を示したほか、2年前(2396件)と比べても11.5%増となった。 また、中古戸建ても成約件数は1056件(前年比18.4%増)で、2年前比では13.7%増となった。
一方、成約価格はともに下落傾向が続いた。