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三井不、物流施設開発を積極化 専門リート立ち上げも

 三井不動産は物流施設開発を積極化する。2017年度までに約2000億円を投資し、年間4~5物件のペースで開発していく計画だ。投資対象を物流施設に特化したリートの立ち上げも視野に入れる。
 同社は2012年4月に専門部署を発足。12月には千葉県市川市で第1号物件の工事に着手した。そのほかこれまでに、首都圏で5カ所、関西で1カ所の用地を確保している。ネット通販市場の拡大などで物流施設の需要が高まる中、開発ノウハウや用地情報、テナント誘致といった面で総合ディベロッパーとしての経営資源を生かせると判断した。
 物流施設は、「三井不動産ロジスティクスパーク」(略称・MFLP)の名称で展開する。