不動産経済研究所が毎月調査しているマンション市場動向によると、2013年1月に首都圏で供給された新築マンションは1721戸で、前年を5.4%下回った。これで5カ月連続の前年比減となったが、前年が32.6%増のボリュームがあった影響もあるようだ。「市況全体が悪化しているとは考えていない」(同研究所)といった分析で、2月の供給については前年の3918戸を上回る4000戸程度を予想している。
契約率は69.2%(前年比1.9ポイント下落)、平均価格は4724万円(同9.6%上昇)、1平方メートル当たり単価は68.9万円(同7.0%上昇)だった。