開発・企業 住まい・暮らし・文化

世田谷区の建て替えマンション、モデルルーム開設へ 旭化成不レジ

 旭化成不動産レジデンス(東京都新宿区)は3月23日、東京都世田谷区池尻で開発を進めているマンション「アトラス池尻レジデンス」のモデルルームを開設する。同物件は、首都圏不燃公社が1963年に分譲した池尻団地の建て替え事業として進めているもの。地下1階地上11階建て、総戸数は205戸で、うち89戸は池尻団地の区分所有者が再取得する。他に店舗が1戸入る。販売開始はゴールデンウィーク辺りを予定。分譲価格は坪当たり340万円前後になる見通しだ。

 所在地は、世田谷区池尻3丁目21番、東急田園都市線池尻大橋駅徒歩6分。専有面積は31~94平方メートル、間取りは1DK~4LDKの予定。竣工は2014年1月の見通し。なお、これまでに問い合わせは1800件程度。世田谷区や目黒区の近隣居住者が4割を占める。

 同物件は、同社が行うマンション建て替え事業としては、着工ベースで14例目。2010年12月に建て替え決議が成立し、2012年3月の権利変換計画認可を経て、同9月に本体工事に着手した。