大京(東京都渋谷区)は首都圏と関西エリアで供給する50戸以上のマンションに、電気使用量の見える化などを行うMEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)を標準採用する。高圧電力を一括受電することで、入居者に割安な単価で電気を供給する一括受電システムや、30分ごとの自動検針などが可能なスマートメーターなどを組み合わせて導入。オリックス電力(東京都港区)がMEMSアグリゲータとして、MEMSを活用した節電支援サービスを行う。東京都北区で開発を進めているマンション「ライオンズ王子ステーションライズ」(総戸数64戸)を第1弾に順次採用を進める。
MEMSを活用した節電支援サービスとしては、見える化のほか、夏や冬の電力需給ひっ迫時に節電要請を行い、それに応じた場合の電力料金割り引きなどを行う。