土地総合研究所は8月20日、2013年7月1日現在の経営状況と3カ月後の経営状況(不動産流通業<商業地>は6カ月後)の経営見通しについて、不動産業業況指数を算定し、発表した。
これによると、現在の経営状況については、「住宅・宅地分譲業」が前期比0.5ポイント減の21.9ポイント、「不動産流通業(住宅地)」が前期比3.9ポイント減の12.5ポイントと共に前期を下回ったものの、2期続けてのプラスの水準を維持した。「ビル賃貸業」は前回からマイナス幅を6.0ポイント縮小し、マイナス12.0ポイントとなった。「不動産流通業(商業地)」は前期比5.5ポイント増の33.3ポイントだった。
3カ月後の見通しについては、「住宅・宅地分譲業」は前期比6.3ポイント減の10.9ポイント、「不動産流通業(住宅地)」は5.3ポイント減の15.6ポイントとなったものの、3期連続のプラス水準。「ビル賃貸業」は前期比4.0ポイント増の8.0ポイント。「不動産流通業(商業地)」の6カ月後の見通しは、前期比44.4ポイント減の0.0ポイントだった。
同調査は、上記各業種の企業と不動産投資家183社にアンケートを行い、148社から回答を得て、まとめたもの。
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