積水ハウスは10月15日、家庭内のエネルギー情報を分かりやすく可視化する対話型HEMS「あなたを楽しませ隊」の運用を始めると発表した。キャラクターとの擬似的対話から、居住者のニーズに合った生活サポート情報を導き出す。IBMのプラットフォームを活用する。
同社によると、一般的なHEMSでは、HEMSメーカーのサーバーにデータが集まり、各社が独自サービスを提供している。メーカーごとにデータが管理されているため、住宅会社としては統一サービスが提供できないという課題があった。今回は、IBMと共同で構築したプラットフォームを使い、HEMSメーカーに依存しないデータの一元管理と統一したサービス提供ができるようになった。当初3年間で3万戸の住宅に導入していく計画。