東京カンテイがこのほど発表した11月の中古マンション価格天気図によると、価格上昇を示す「晴れ」の地域が増えたものの、前月より天候が改善した地域は減り、全国的な上昇傾向が鈍化している。
「晴れ」は9→11地域に増加。前月15地域あった「薄日」は13地域に減り、このうち3地域が「晴れ」に変化している。一方、価格の下落傾向を示す「雨」は4→5地域に微増。「小雨」は11→9地域に減った。横ばい傾向を示す「曇り」は8→9地域となった。
一方、天候が改善した地域が13→9地域へと大幅に減少。悪化した地域は6→7に微増し、鳥取県(1327万円、前月比3.5%下落)や高知県(1372万円、同3.7%下落)など中国・四国地方で目立つ。変化のなかった地域は28→31へとやや増えた。