国土交通省の調査によると、1月の新設住宅着工戸数は7万7843戸となり、前年同月を12.3%上回り、17カ月連続の増加となった。季節調整済み年率換算値では98万7000戸で、前月比6.5%減となり、5カ月ぶりに100万戸を割り込んだ。
利用関係別に見ると、持家が2万4955戸(前年同月比5.9%増)、貸家が2万9953戸(同21.5%増)、分譲マンションは1万1941戸(同18.6%増)、分譲戸建て住宅は1万530戸(同0.3%減)となっている。
持家は17カ月連続、貸家は11カ月連続で前年を上回り、分譲マンションも減少が続いていたが、4カ月ぶりの増加。一方、分譲戸建て住宅は17カ月ぶりの減少となった。
国土交通省では、「季節調整済み年率換算値で100万戸を割ったものの、前年同月比では増えていて、消費マインドの改善で堅調に推移している」と見ている。
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