政策

訪日外国人の旅行消費額 過去最高の4000億円超え 14年1-3月期

 観光庁は5月21日、訪日外国人消費動向調査を発表した。
 それによると、14年1-3月期の訪日外国人一人当たりの旅行支出は14万9523円で、前年同期比16.5%増となった。また、旅行消費額は4298億円で、前年同期比48.5%増となり、いずれも調査開始以来の最高値だった。
 一人当たりの旅行支出で最も多かった国・地域は中国で24万8432円。以下、米国、香港の順。旅行消費額についても、1位は中国で1188億円。以下、台湾、韓国の順となった。
 観光庁観光戦略課では、「中国、台湾、香港が訪日外客数が前年同期に比べて大幅に増加したためで、特に中国の旅行消費額は前年同期比127.4%と倍以上の伸びとなっており、この3カ国がけん引した」としている。