東京カンテイの調査によると、5月の首都圏における分譲マンション賃料は1都3県すべてで下落する結果となった。上昇基調に一服感が出た模様だ。同社では、当面の間は同様の横ばい傾向が続くとみている。
首都圏全体の平均は、前月比0.6%下落の1平方メートル当たり2621円で3カ月ぶりにマイナスとなった。東京都は同0.3%下落の同3076円で、2013年11月以降続いていた連続上昇がストップした。
同調査は、同社のデータベースに登録された分譲マンションの「月額募集賃料」を集計・算出し、1平方メートル単価に換算して表記したもの。専有面積30平方メートル未満の住戸は対象から外している。