東京・渋谷駅周辺の再開発事業がいよいよ本格始動する。東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄は7月31日、渋谷駅街区開発計画1期(東棟)を着工した。12年4月の渋谷ヒカリエの開業、13年3月の東急東横線の地下化、東京地下鉄副都心線への相互乗り入れに続くもの。
建物は渋谷地区最高層の46階建て、延べ床面積は約17.4万平方メートル。東横線・副都心線、JR線、銀座線と直結し、乗り換えの利便性の向上と共に、駅から街への人の流れの玄関口の機能を担うビルとなる。20年の開業を目指す。
駅街区開発計画の2期(中央棟、西棟)分は、10階建てと13階建てのJR駅と商業施設で構成し、こちらは27年度の開業予定。