大和ハウス工業は、山口県防府市にマツダスタジアム広島の約6倍にあたる総事業面積14ヘクタールの工業団地「防府テクノタウン」を約60億円をかけて開発し、企業誘致に取り組む。
敷地は、12年まで103年間にわたって稼働した日本たばこ産業(JT)の防府工場跡地で、JTから土地を取得。このほど、防府市との間で工業団地造成に伴う協力協定書を締結した。
同団地は、6キロ圏内にブリジストン防府工場やマツダ防府工場、協和発酵バイオ山口事業所防府などが集積し、関連企業の誘致に適しているという。JR防府駅から約3.7キロ、山陽自動車道「防府東インター」から約5.8キロ、重要港湾に指定された三田尻中関港にもアクセス容易な立地。製造施設、物流施設、研究所、エリア拠点の新設などの用途で、建築条件付き事業用地として販売する。