東京カンテイの調査によると、10月の首都圏における分譲マンション賃料は、全域的な強含みの影響で前月比1.0%上昇の2602円(1平方メートル当たり、以下同じ)となった。2600円台を回復したのは4カ月ぶり。
都県別で見ると、東京都は3101円(前月比0.6%上昇)、神奈川県は2006円(同0.2%上昇)、埼玉県は1631円(同0.6%上昇)、千葉県は1543円(同2.4%上昇)。全エリアでプラスとなった。千葉県では、都心寄りの市川市や船橋市で事例数が増加したこと、更に千葉市で強含んだこともあり2%超の上昇率となった。