不動産経済研究の調査によると、リーマンショックが起きた08年以降、首都圏に対する都心6区の新築マンション供給シェアが拡大していることが分かった。
一方、平米単価は安定的に推移している状況で、同社は「今後上振れする余地がある」としている。
首都圏に対する都心6区(千代田・中央・港・新宿・渋谷・文京区)の新築マンション供給戸数のシェアは、08年は4.2%だったが、年々増加し、14年1月から10月は14.9%に拡大した。
都心6区の平米単価については、08年が139.5万円であるのに対し、14年1月から10月は110.2万円となり08年の8割ほどの水準となった。