三井不動産はこのほど、東京駅前の八重洲口で進めている「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の概要を発表した。また、東京建物もこのほど、同再開発事業の通りを挟んで手掛けている「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」の都市計画手続きを開始した。東京駅前における「八重洲口開発」が着々と進行中だ。
八重洲二丁目北地区は、約1万3500平方メートルの敷地に、地上45階建て(地下4階建て)と地上10階建て(同)のビルを建設する。延べ床面積は約29万3600平方メートル。竣工は2021年度。八重洲一丁目東地区(敷地面積約1万1900平方メートル)には、地上54階建て(地下4階建て)と11階建て(地下3階建て)のビルが建つ。竣工は2024年3月。
両再開発とも「東京駅前の交通結節機能の強化」「国際競争力を高める都市機能の導入」などをコンセプトに掲げている。