コスモスイニシア、買い替え促進サービスを開始　三井住友銀行と提携

　コスモスイニシアはこのほど、三井住友銀行と提携し、金融面における住宅の買い替え促進サービスを開始した。
　現在居住している住宅にローン残債がある状態でも、新居を購入し転居した後に、それまで居住していた住宅の売却をゆっくりと進めることができるサービス。コスモスイニシアの買取保証に基づく同銀行のつなぎ融資を利用し、システムを構築した。通常、住宅を買い替えする場合は「売却先行」、または「売却」と「購入」を並行して進めるケースが多いが、今回のサービスにより「売却」をそれほど意識せず買い替え物件を探すことができるようになる。現住居のローン残債を同銀行のつなぎ融資で借り換え、当該物件の売却後にその代金などで一括返済するスキームのため、新居購入による「二重ローン」の心配もない。
　売却物件の対象エリアは首都圏におけるコスモスイニシアの営業エリア内。1LD・40平方メートル以上の分譲マンションに限定する。新たに購入する物件については、マンション・戸建ての別を問わず、エリアの制限もない。コスモスイニシア以外の他社による仲介も可能とする。