自由民主党賃貸住宅対策議員連盟(石破茂会長、ちんたい議連)は3月18日、同党本部で2015年度臨時総会を開き、「住宅の空き家などを活用した宿泊場所の提供に関する決議」を議決した。
同決議は、民泊が急増する訪日外国人観光客の宿泊需要への対応や、地方の空き家の有効活用の面で期待されている半面、既存の民泊の適正な管理に懸念が高まっていることから行われた。
新たな枠組みを構築すること、賃貸住宅管理業者や宅建業者が、入居者の管理について十分なノウハウを有することから「民泊の管理に活用すべき」とすると共に、ホテル・旅館の事業者についても空き室の活用ができるよう十分に留意すべきとしている。