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東京オフィス賃料 引き続き「上昇の減速」局面 JLLが分析

 JLLは11月7日、世界主要都市のオフィス賃料動向を示す「プロパティクロック(不動産時計)2016年第3四半期」を発表した。東京グレードAオフィス賃料は、引き続き「上昇の減速」フェーズを維持した。今後も緩やかに上昇していく見通しという。
 プロパティクロックとは、世界の主要都市の賃料動向を時計に見立てた独自の分析ツール。賃料が概ね「下落の加速」「下落の減速(底入れ)」「上昇の加速」「上昇の減速(頭打ち)」というサイクルで変動することを前提に、現在の賃料がどこに位置するかを表示する。