16年度の賃貸不動産経営管理士試験が11月20日、全国29会場で行われ、同試験の実施団体である賃貸不動産経営管理士協議会によると1万3149人が受験した。申し込み者数は1万3862人で、受験率は94.8%。通常の資格試験では80%ほどなので驚異的な数字だ。
賃貸不動産経営管理士は、賃貸管理版の「宅地建物取引士」といえる資格で、今年9月に行われた管理業者登録規程などの改正により、賃貸人に対する管理についての重要事項説明を行う者と位置づけられた。これにより、昨年4908人だった受験者は、約3倍の1万3000人超と大きくその数を伸ばした。合格発表は、1月13日の予定。