アットホームの調査によると、10月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万7617件で、前年同月比10.5%減となり、8カ月連続のマイナスとなった。また、4カ月連続全エリアでの減少となった。東京23区は7718件で同12.9%減。千葉県、埼玉県、神奈川県も減少した。中でも東京23区のマンションは賃料の高さが敬遠され、同4カ月連続の二桁減となった。新築・中古別に見ると、新築アパートは成約の38%を占める神奈川県が堅調で同3カ月連続増加。特にシングル向きが同2年10カ月連続増と好調に推移している。