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東京ビル賃料改定、10~15%増額が最多 三鬼商事調べ

 三鬼商事はこのほど、ビルオーナーに賃料改定実施状況をヒアリング調査した結果をまとめた。東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)では、4割がこの1年以内に改定を実施しており、その大半が増額改定だったことが分かった。その賃料の改定率としては、最も多かったのが増額率「10~15%未満」(84社)だった。次いで、「5~10%未満」(58社)、「5%未満」(33社)の順。「15%以上」の回答も21社あった。
 調査は、基準階面積100坪以上の主要貸し事務所ビルのオーナー523社(対象2452棟)を対象に実施し、482社から回答を得た。期間は16年10月~12月。