アットホームの調査によると、6月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万7918件で、前年同月比1.1%減となり、16カ月連続のマイナスとなった。しかし、東京23区は8198件で同1.9%増となり、16カ月ぶりにプラスとなった。ほか東京都下(1484件、同1.4%増)が再び増加となった。一方、神奈川県(4491件、同6.4%減)、埼玉県(1932件、同2.3%減)は減少。前月増加に転じた千葉県も1813件で同0.7%減と再び減少した。新築、中古別成約数の前年比を見ると、マンションは新築、中古ともに減少となったが、アパートは、新築、中古とも増加となった。
成約物件の戸当りの賃料指数は前月比で、マンションは新築が再び上昇し指数100(09年1~12月の各月を100としたもの)を回復。中古も2カ月連続の上昇。アパートは新築、中古ともに再び上昇し、新築は100を回復した。