アットホームの調査によると、8月の首都圏における新築戸建て住宅の平均成約価格は3367万円(前月比2.3%下落)で、前月に引き続き下落した。エリア別に見ると、東京23区の平均価格は4512万円(同8.4%下落)と再び下落。神奈川県も3552万円(同4.1%下落)と同3カ月ぶりに下落した。東京都下は3603万円(同1.0%下落)、埼玉県は2927万円(同1.2%下落)、千葉県は2693万円(同0.2%下落)とすべてのエリアで下落した。
09年1月を100とした価格指数を見ると、首都圏の価格指数は前月比2.2ポイント減の95.1。埼玉県が最も高い値となっており、102.2(同1.2ポイント減)だった。なお、東京23区の指数は97.6で同8.9ポイント減となり、直近のピーク112.5(16年12月)を14.9ポイント下回り、15年11月以来、1年9カ月ぶりに100を割り込んだ。