アットホームの調査によると、1月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は2万667件で、前年同月比2.0%減となり、7カ月ぶりにマイナスとなった。東京23区と千葉県が好調だったものの、都下が同8カ月ぶりに減少に転じたほか、神奈川県、埼玉県では減少幅が広がった。首都圏に降った大雪の影響も考えられる。ただ、新築物件の成約はマンションが同6カ月連続増、アパートは同8カ月連続増と堅調に推移している。
エリア別に見ると、東京23区は9626件で同5.9%増。千葉県(2219件、同5.0%増)も同7カ月連続で増加。これに対し、東京都下(1844件、同8.8%減)は同8カ月ぶりに減少。神奈川県(5250件、同7.0%減)は同4カ月連続で減少。埼玉県(1728件、同22.1%減)も同10カ月連続の減少となった。
成約物件の戸当りの賃料指数は、マンションは新築が94.3で前月比3カ月連続で下落。中古は91.4で再び下落した。アパートは新築(97.0)が同4カ月ぶりに上昇。中古(98.6)は同3カ月連続の下落となった。
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