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習志野の物流施設が竣工 事業プラットフォーム強化図る 三菱地所G

 三菱地所が千葉県習志野市で開発を進めてきた物流施設「ロジクロス習志野」が、3月30日に竣工した。同施設は地上4階建て、延べ床面積約3万9100平方メートルの規模で、東関東道谷津船橋ICまで約1・6キロメートル、JR京葉線新習志野駅から徒歩約5分の立地。同社が16年に連結子会社化した東京流通センターが、委託を受けて運営管理業務を行う。
 三菱地所グループでは、17年に発表した3カ年の中期経営計画で「物流施設事業のプラットフォーム強化」を目標として掲げており、従来は外部の管理会社に委託していた運営管理業務を内製化。また三菱地所による「用地取得・開発」と、グループ企業による「保有およびアセットマネジメント」と合わせ、グループ内で機能を役割分担して目標の達成を図っている。
 更に同グループではこのほど、神奈川県厚木市で2棟目となる物流施設「(仮称)ロジクロス厚木II」の開発計画も決定。今後も三大都市圏を中心に、全国で年間2棟から4棟の開発を行っていく方針だ。