大東建託は、オリジナル鋼管杭工法「DK-SSパイル」の初施工現場として、グループ会社である大東スチール(静岡県焼津市)の本社建替工事での採用を決めた。耐震性を向上させるために建て替えを計画したところ、同工法に適した地盤であり、通常の地盤改良工事に比べ、工事費の軽減を図れる点に着目したという。
同工法は従来の「DK―Sパイル」工法の仕様を拡充したもの。安定した品質と大きな摩擦力、廃土を削減する特長を残しつつ、鋼管杭径と先端翼経のバリエーションを増やすことで、幅広い地盤に対応できる。都市部での受注拡大を技術面から支援するために開発した。
