総合

免震装置不適合問題で対象の庁舎約70件を公表 KYB

 10月16日に免震・制振オイルダンパーの検査工程におけるデータ書き換えなどの不適切行為を明らかにしたKYBと子会社のカヤバシステムマシナリーは、10月19日に国土交通省で会見を開き、検査不適合の免震製品を使用した物件71件(大臣認定不適合、顧客契約基準外、不明の合計)を公表した。うち「大臣認定不適合」は11件。
 公表された物件はすべて行政関連の庁舎。東京・霞が関の「財務省本庁舎」や国土交通省が所在する「中央合同庁舎第3号館」のほか、「大阪府庁本館」や「愛知県本庁舎」など、都道府県や市の庁舎で不適合製品などが使用されていた。