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川金HDが不適切免震・制振ダンパーの対象物件を一部公表

 10月23日に免震・制振オイルダンパーの検査工程におけるデータ書き換え行為を公表した川金ホールディングス(鈴木信吉社長)が、12月26日に対象製品の設置物件を一部公表した。
 また併せて、検査データを精査した結果書き換え部分の見落としが発覚したとして、制振オイルダンパーの対象物件数・製品数を訂正。これにより、物件数は90件(従来の発表から3件増)、製品数が1516本(同45本増)となった。なお免震オイルダンパーの物件数等に変更はなく、そのすべてが顧客との契約の基準外だったとしている。
 今回明らかにされた、データ書き換え行為の対象物件は以下の6件。
 ▽秋田県警察本部庁舎(秋田県秋田市)▽筑後川河川事務所久留米出張所(福岡県久留米市)▽泗水中学校(熊本県菊池市)▽武蔵ヶ丘小学校(熊本県菊池郡菊陽町)▽おらが寺龍音寺(埼玉県さいたま市)▽東京国際空港第一庁舎(東京都大田区)