CBREは2月14日、18年の投資市場動向を発表。18年の世界の事業用不動産投資額は前年比5%増の1兆380億ドル(約117兆円)を計上した。
日本の18年第4四半期の事業用不動産投資額(10億円以上が対象、J-REITのIPO時の取得物件は除く)は対前年同期比49%減少。18年通年では対前年比27%減の3兆円を計上した。
一方、同社が四半期ごとに実施している「不動産投資に関するアンケート 期待利回り(19年1月時点)」では、東京の期待利回り(NOIベース)の平均値はホテル(運営委託型)、物流施設(首都圏湾岸部)、商業施設(銀座中央通り)の3アセットタイプで前期から低下を示した。それぞれ対前期比15bps、4bps、3bpsの低下となった。
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