アットホームの調査によると、1月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は2万227件で、前年比2.1%減となり、2カ月連続のマイナスとなった。
エリア別に見ると、東京23区は9434件で同2.0%減。東京都下は1818件で同1.4%減少。神奈川県は5351件で同1.9%増。埼玉県は1746件で同1.0%増。千葉県は1878件で同15.4%減と二桁減。18年第4四半期からプラスに転じた神奈川県はアパートがけん引し、4カ月連続の増加となっている。なお、首都圏のアパートは23区の増加などにより、再びプラスとなっている。
成約物件の戸当りの賃料指数は、マンションは新築が100.3で前月比2カ月連続の下落。中古は90.3で同5カ月ぶりに下落。アパートは新築(96.9)が同3カ月ぶりに下落。中古(101.0)は2カ月連続の上昇となった。